2021 年 1 月現在、to B SaaS プロダクトのプロダクトマネージャーとして企業で働いている。
3 年先以降のキャリアをある程度見据えつつ、直近担う役割を踏まえて現状の自身に足りていないスキルと埋めるための行動を整理した。整理にあっては ATLASSIAN Agile Coach プロダクトマネージャー を参考にさせてもらい、記事の中にある「UX」「Business」「Tech」の軸で考えてみた。
図で重なる「Product Management」のアウトプットとしては PRD、MRD、ユーザーストーリーマッピング、KPI ツリーなどのドキュメント類となり、アウトカム(成果)としては KPI に対する変化のインパクトとなる。それらの質を高めることが自身の責務となる。
責務を果たすための方針としては「顧客が求めるものづくり」と「ビジネスとソフトウェア開発の成果最大化」として行動していく。
顧客が求めるものづくり
シンプルかつ当然の話で、ソフトウェアを使う(雇用する)顧客が必要とするものづくりをやっていくということを忘れずに心に刻んでやっていきたい。これに反することをやることと、やってしまったと気づいた時には心が痛む。自身の心を傷めることなく持続して顧客に価値を感じてもらえるものづくりを粛々とやっていく。
そのためには改めて「顧客を見る」ということをしっかりと体系立ててやっていきたい。具体的には N1 インタビューとエスノグラフィを行い、分析結果から得られる学びをドキュメントに落とし込み、仮説検証と製品への反映を行い質を高めていく。
ビジネスとソフトウェア開発の成果最大化
前記の図にあるようにプロダクトマネージャーの責務は「UX」「Business」「Tech」の交差部分の最大化だと考える。顧客と市場へ持続的に価値を提供をするためにはビジネス成果の最大化を目指す必要がある。
ビジネス成果の最大化を行うためにはやはりここでも「顧客を見る」ことを行う。顧客と市場を見てドメイン知識を吸収し、定量情報を正しく扱うために統計学と CRM について学んでいく。
ビジネスとソフトウェア開発を衝突させず、スケールできるようトレードオフするためにも正しいものづくりを心がけていく。自身でデザインや開発をするわけではないので、チームで相互に信頼しあえて成果の質を高めるために今以上にスクラム開発についての知見を身につけることと成果の見える化に注力していきたい。
仕事面では上記の方向だが、私生活面でも取り組むべきことはあるのでそちらもしっかりとやっていく。